火曜日の私達の断食についての記述

イエスは、「もしあなたが断食をするならば」と言われていない事に注目して下さい。　そうではなく、イエスは、「あなたが断食するときには」と言われたのです。　過度に心配する母親は、時には、食事を一日抜かすと餓死すると考えます。　お母さんに嘘をつくことはありません。　ただ、食事は取らないとだけ伝えなさい。

皆がみんな断食をするべきではありません。　身体に問題があるならば、一日の断食を始める前に医師に相談してください。　私達の教会には、医師のジュディス・ケイガン先生、そして、クレイトン・チャン先生に相談する事が出来ます。　また、彼らに電話をかける事も可能です。　ジュディス・ケイガン先生の携帯番号は（213）324-3231です。　チャン先生の携帯番号は（323）819-5153です。 糖尿病や高血圧症などの症状がある場合は、ジュディス・ケイガン先生、または、チャン先生に電話をするか、この集会の後に、直接どちらかの先生に話してください。　もし、先生があなたに断食をさせないならば、火曜日に私達が断食をしている間に、いつも以上に、祈りに時間を費やすこともできます。　その日には断食をしなくとも、祈りに参加する事は出来るのです。

8月14日の火曜日に、私達の教会では、一日の断食をします。　誰一人として、それをしなければならないのではありません。　誰もあなた方が断食をしたかどうかをチェックする事もありません。　あなた方が、私達を共に断食をするならば、それは全く自発的なことなのです。　あなた方が断食に参加したいならば、そうしなさい。　そうでなかったならば、そうする必要はありません。

私達は、数ヶ月間断食をしていませんでした。　祈りと断食の必要性を説いた書物を書かれた、リバティー・ユニバーシティの創立者の一人である、エルマー・L・タウンズ博士（Dr. Elmer L. Towns）に、私は考えさせられました。　私がこのメッセージで話す考察とコメントは、タウンズ博士の書籍『The Beginner’s Guide to Fasting』（Bethany House Publishers、2001）の、初心者への断食のガイドからのものです。　これは良い本です。　読んでみたい方は、アマゾンドットコムから注文出来ます。

タウンズ博士の本には、幾つかの種類の断食が書かれています。　しかし、彼が「ヨム・キプール・断食」と呼んでいる丸一日の断食を、私達はします。　この断食は、ユダヤ人の信者達が習慣とする、丸一日の断食でした（レビ16:29）。

今日、クリスチャンは断食を要求されていません―しかし、それが禁じられている訳ではありません。　イエスは、“断食するときには”（マタイ6:16）と言っています。　なぜなら、断食は、私達の性格と信仰を築く規律だからです。

もし、あなた方はまだ断食をした事がないならば、一日中食事を取らない事を恐れるかもしれません。　しかし断食は、体重を減らすためのダイエットと同様、あなた方を害する事はありません。　丸一日の断食は、ジュディス・ケイガン先生やチャン先生の様な医師に認められており、通常の人には害はありません。

丸一日の断食、 「ヨム・キプール・断食」は、火曜日に最初の断食をする人には最善の方法です。　あなた方は、断食をすることは要求されていません。　あなた方は、それを霊的な規律として自発的に行います。　あなた方の断食は、神とあなた方との間の約束であるが為、他の人が何と考えようと気にすることはありません。　断食は、あなた方が神への祈りの闘志となる事を助けるでしょう。

あなた方が火曜日に断食をする時、抵抗を感じるでしょう。　悪魔はあなた方に対立するでしょう。　あなた方が他の人の回心や、あなた方の、教会のために祈るなら、サタンは妨害するでしょう。　断食は簡単な事ではありません。 ですから、断食を始める時には、それが容易ではないという事を心得て、それを実行して下さい。　しかし、報酬はそうする価値があるのです！

聖書では、一日のヨム・キプール・断食は、その日の日没から次の日の日没までです。　あなた方が一日私達と共に断食をするのならは、あなた方は日没の直前に軽い食事を取るべきです（夜の8:30頃 ）。　 バナナや少々のシリアルなどを食べなさい。　翌日には、朝食と昼食を抜かしなさい。　火曜日の日が沈む頃に、教会で食事をします。　あなた方は火曜日の午後7時に教会に来る前に、バナナなどの軽食を取ってもかまいません。　私達はここに戻って来て、スープやサンドウィッチなどを食べます。　それからまた多少のお祈りをし、あなた方に、断食と祈りの一日についての証をする機会を与え、私は短縮した説教をします。

あなた方が火曜日に断食をし祈る時に、あなた方は目的をもってそうすべきです。　この断食の目的は、私達の教会の男性の人達が、教会に人を連れて来るよう、土曜日の晩のゲームの催しを、神が使われるように願う事です。　もし、このゲームを神が祝福されないならば、誰一人として私達の教会に来ないでしょう。　そして、それらのゲームは、単にもう一つの教会の活動、すなわち、教会の成す「過程」の一部、役に立たないもう一つの無駄な活動、となるのです。　私達は、数日後に始める女性達の新たな催しの為に祈って、もう一度断食をします。　しかし私は、新しい人達を教会に導き入れる為に、土曜日の午後のゲームを用いられるよう、女性、そして男性の皆さんに、断食をし祈るようお願いしています。　他の事について祈っても構いませんが、この断食の主要な目的は、神が、新たな若者達を教会に導くよう、土曜日のゲームを用いられる事に焦点を置くべきです。　あなた方の祈りの主要な目的を、男性達がバスケットボールのゲームに人々を連れて来て、私達の日曜日の集会にその人達が訪れる事に重点を置いて下さい。　その為に断食をし祈って下さい。　女性達もまた、私達と共に、 その目的の為に祈らなければなりません。

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月曜日の夜には軽食を取って断食を始めるよう心に留め、火曜日には朝食と昼食を抜かして下さい。　火曜日の夜7時に教会に来て、スープとサンドウィッチを食べて私達は断食を終えます。

“あなた方が断食をする時には、・・・。”　これは、イエスが断食を承認された事を示しています。　クリスチャンは、聖霊からの導きと力を受ける為に、断食をしなければなりません。　ジョン・R・ライス博士（Dr. John R. Rice）は、「本当の断食は、神が私達に与えようと望まれるその祝福を得ることと、私は知っている」と言いました。　スポルジョン（Spurgeon）は、「私達は断食を断念することによって、キリスト教の教会の内に、とてつもない偉大な祝福を失っている」と言いました。　R・A・トーリー博士（Dr. R. A. Torrey）は、「私達が力をもって祈ろうと思うならば、断食をして祈るべきである」と言いました。　偉大な伝道者、ジョン・ウェスレー（John Wesley）、「あなたは断食と祈りの日を定めていますか？」と言いました。　私の中国人の牧師、ティモシー・リン博士（Dr. Timothy Lin）は、「私達が絶食をして祈りを始めると、私達の霊的覚醒の障害物が取り除かれる・・・これは私の個人的な経験による」と語りました。

今晩この説教の原稿を家に持って帰りなさい。　明日の晩に、軽食を取って断食を始める準備をする際に、この説教を読んで下さい。　これらは、月曜日の夜から火曜日の夜まで、あなた方が断食をする際に念頭に置くべき幾つかのポイントです。

1. 断食している事を（出来る限り）表に出さない事。周の人達に断食をしている事を話してはならない。

2. イザヤ書第58章6節を、火曜日の断食の際に暗記する。

“わたしの好む断食は、これではないか。悪のきずなを解き、くびきのなわめをほどき、しいたげられた者たちを自由の身とし、すべてのくびきを砕くことではないか。”（イザヤ58:6）

3. 火曜日の断食の際に、何度も念入りにマタイの福音書第7章7節から11節を読む。

“求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。”（マタイ7:7-11）

4. 8月18日、土曜日のバスケットボールのゲームに、教会の男性達が多くの若者を連れて来るように祈る。

5. 水を沢山飲む事、ニ時間おきにほぼカップ一杯。（クリームや砂糖を入れない）ブラック・コーヒーや、お茶を毎日飲み慣れているなら、それを飲んでも構わない。「頭がくらくらする」なら、冷たいスプライト、またはセブンアップ等を（一杯もしくはニ杯）飲んでも構わない。パワードリンク等は飲まないこと！

6. 高血圧症や糖尿病など、身体の状態に関して質問があるならば、前もってジュディス・ケイガン先生かクレイトン・チャン先生に相談する事。彼らの携帯番号はこの説教の前の方にすでに記されている。

7. 月曜日の晩に軽食を取った後、断食を始める。火曜日の夕方にスナック等を食べて断食を終える―そうして火曜日の晩7時に教会に来て、軽食を共にする。

8. 来週の土曜日のバスケットボールのゲームに、教会の男性達が多くの人達を連れて来れるよう祈りに専念する事を念頭に置く。

問題や質問があるならば、私、ハイマーズ牧師に電話 (818) 645-7356 するなり、ハイマーズ夫人に電話 (818) 645-7356 で私につながるように連絡できます。

私は、あなた方が思いどうりに断食と祈りに専念することが出来るよう祈っています！　もう一言：もしあなた方が火曜日に働き、あるいは学校に行くなら、これらの祈りのリクエストを時折沈黙して祈りなさい。　火曜日にこれらの八つのポイント（上記）を再読するように、この説教文書を持っていなさい。　神の祝福がありますように！

R・L・ハイマーズ神学博士
ピリピ人への手紙4:13

起立して『我に祈りを教え給え（Teach Me to Pray）』を歌って下さい。

主よ、我に祈りを教え給え；これは、日々の我がこころの嘆き；
汝の想いと汝の道を、我は知り願う；主よ、我に祈りを教え給え

主よ、祈りに御力を、祈りに御力を；地上の罪、嘆き、そして患い；
失われ、死す諸人、絶望の中の魂；祈りに御力を、祈りに御力を！

主よ、我に祈りを教え給え；汝は我が型、日々を通して；
汝は、永久にわたり、我が証の主；主よ、我に祈りを教え給え
   (“Teach Me to Pray,” Albert S. Reitz, 1879-1966). （直訳）

（説教終了）
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ベンジャミン・キンケイド・グリフィス氏による説教前の独唱：
“Teach Me to Pray” (Albert S. Reitz, 1879-1966)