今日の世界の悪魔達

この聖句を開いておいてください。　これらの二つの聖句を説明する前に、私は今日の背教に対する一つの手がかりを取り上げます。　私達は先週の日曜日に、イエスが告げられた預言に注目しました。　そして今朝、私達はその預言に関して再び考えてみます。

弟子達はイエスに、“そのようなことが起こるのでしょう。　あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう”（マタイ24:3）と尋ねました。　キリストは彼らに多くの前兆を挙げられました。　しかしそこでキリストは、他の全ての預言をも含む一つの大いなる前兆を挙げられました。　キリストはこう言われました、

“人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです”（マタイ24:37）。

キリストの再臨と、この世の終わりの前の一般的な期間に、世の中はどのようであろうかを知りたいならば、私達がすべき事は、大洪水前のノアの時代がどのようであったかを読む事です。　そしてこの説明は聖書の三つの章、すなわち、創世記第4章、第5章、そして第6章の中に与えられています。　

先週の日曜日の晩私は、創世記第5章の族長の時代は、背教が増大した時代で、全く偉大な信仰の時代ではないことを説明しました！　その章に出てくる族長達は、霊に満たされた指導者ではありませんでした。　そのことを言いえている事は、彼らは生活を営み、息子や娘をもうけ、そして死んでいった事だけです。　それだけです！　この族長のリストの中頃に、遂に或事を成し遂げた人がいました。　彼の名前はエノクです。　彼は、主が“すべての者にさばきを行い”（ユダ15）に来られると言って、その時代に増大している背教に対して説教しました。　彼は後に起こる大洪水の裁きについて説教しました。　そして聖書は、彼は“神とともに歩んだ”（創世記5:22）と書いています。　“ノアは神とともに歩んだ”（創世記6:9）と、ノアが出てくるまでの他の祖先に関しては告げていません。　ヘブル人への手紙第11章に書かれている信仰深い人達の中には、これらの二人、すなわち、エノクとノアを除いては、この時代の他の全ての族長達の名は記されていません。　ですから、私達は創世記第5章の時代は、背教の増した時代だった事を理解します。　

注解者達は、“セツの神への献身的な家系”と“カインの不敬謙な家系”に関して書いています。　しかし聖書は一言も、全くそのような事は教えていません！　そうです、二つの民族がありました。　カインから出た民族、そしてセツから出た民族です。　しかしそれらの家系は両方共不信人で不敬謙でした。　両方共が大洪水で滅びました。　古代ユダヤ教のラビ達は、背教が増していた時代として、その族長達の時代を告げています。　それが今日のテキストで、罪と背教のクライマックスを私達に告げています。　創世記第6章1，2節をもう一度見て下さい。

I.　最初に、それは大いなる悪魔の活動の時期であった。

“さて、人が地上にふえ始め、彼らに娘たちが生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした。そこで、主は、「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。それは人が肉にすぎないからだ。それで人の齢は、百二十年にしよう」と仰せられた。神の子らが、人の娘たちのところに入り、彼らに子どもができたころ、またその後にも、ネフィリムが地上にいた。これらは、昔の勇士であり、名のある者たちであった。主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった”（創世記6:1-5）。

スコーフィールドの解説は、これは“カインの家系とセツの家系の結婚”であったと言っています。　しかしその解説は誤っています。　“神の子ら”は、“人の娘たち”と性的交渉をもった、地に落ちた御使い達でした。　ライリー博士は、“神の子たち”という言葉は、旧約聖書でほぼ御使い達に対してのみに用いられている。・・・この特定の場合において、人の子孫を産む為に、人の娘と住んだ”（Ryrie Study Bible, note on 創世記 6:2）と言いました。　ユダの手紙第6節と7節の情報をもとに引用して、エム・アール・デハーン博士は、“最初の、地に落ちて来たそれらの御使い達は、かつて聖なる御使いであった。　彼らの罪は、ソドムの罪と同じであった―すなわち、奇妙な欲情関係、姦淫、不自然な関係を追い求める事など―が、神の裁きをもたらしている”（M. R. DeHaan, M.D., The Days of Noah, Zondervan Publishing House, 1963, p. 144）と書いています。　

それはまた古代のユダヤ教のラビ達の見解でもありました。　私はそれが基本的には正しいと確信しました。　しかしながら、学者達はどのように落ちて来た、かつての御使い達（今日それは悪魔として知られている）がノアの時代の女達と性的関係を持つ事が出来るかと不思議に思っています。　　

チャイニーズ・バプテスト教会での私の長年の牧師は、ティモシー・リン先生（Dr. Timothy Lin）でした。　彼は旧約聖書の学者であり、アメリカン・スタンダード・バイブル（NASV）の翻訳者の一人でした。　そしてまた、幾つかの保守派の神学校でも教えました。　リン先生は、どのように御使達が人の娘達を妻にする事が出来たかについて答えを提案しています。　彼は、天から落ちてきた御使達は、男に取りつき、それらの悪魔に取りつかれた男達が、人の娘達と肉体的な関係を持ったのである、と言いました。　彼は、“それらの邪悪な御使達は、悪魔化された非常に不道徳な子供達を産み出す事が出来たのである”（Timothy Lin, Ph.D., Genesis: A Biblical Theology, Biblical Studies Ministries International, 2002, pp. 96-97）と言いました。　また、リン先生はこのようにも言いました、

     サタンが人との関わりに於ける彼の干渉を更にむき出しているように、彼は以前から邪道に陥った堕落した人間に対して性的アピールを加えた。この時代の近親結婚は聖なる結婚制度を、自己主義、そして欲望を満足させるものへと堕落させただけでなく、一般的に考えられている以上に、より思慮深くした。それは人類が人間以下のものと下落される為に、神の子らと人間の娘達の同居をもたらした。それが成功していたならば、人間はもはや人間の子孫ではなく、サタンの子孫となったであろう、それゆえに、人になる為の道、すなわち約束された救い主を拒否している。
     サタンの策略は、地上全体の人々を堕落させた。“ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました”（マタイ24:38）。そしてまた、“地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた”（創世記6:11, 13）。　この時代に、邪悪、堕落そして暴虐を生じさせるサタンの策略は、その時代に人々を堕落させた“神の子ら”による侵略、妨害であった（同書）。

では、創世記第6章4節を見て下さい。

“神の子らが、人の娘たちのところに入り、彼らに子どもができたころ、またその後にも、ネフィリムが地上にいた。これらは、昔の勇士であり、名のある者たちであった”（創世記6:4）。

キング・ジェイムズ・バージョンは、それらの悪魔に取りつかれた人間の子供らを“巨人*”と呼びました。　それは不適切な翻訳で、昔のユダヤ教ラビ達によってヘブライ語の“ネフィリム”を誤訳した事から来ています。　彼らは“巨人”として、七十人訳（セプトゥアギンタ）の中で、ヘブライ語をギリシャ語へ訳しました。　しかしヘブライ語の“ネフィリム”は“巨人”と言う意味ではなく、“（天から）落ちてきた者達”と言う意味です。　ヘンリー・エム・モリス博士（Dr. Henry M. Morris）は、“自然的に考えられる意味は、‘落ちてきた者達’、おそらく落ちて来た御使達に関連がある・・・その時代の悪魔によってコントロールされた男と女達の結合による子供らが［ネフィリムもしくは‘落ちて来た者達’］であると言われた人物である”（ Henry M. Morris, Ph.D., The Genesis Record, Baker Book House, 1986 edition, p. 172; note on Genesis 6:4）。　ですから私達は、創世記第6章4節を、“ 神の子ら［悪魔に取りつかれた者達］が、人の娘達のところに入り、彼らに子共ができたころ、またその後にも、落ちて来た者達が地上にいた。・・・”とも訳せるでしょう。　大洪水前のこの時代の終わりに、全ての人間は悪魔に取りつかれ、また悪魔に影響された人々となりました。　サタンの策略は、ほぼ完了しました。　彼は、人類をほぼ滅ぼし、危うくキリストの来臨を止めさせるところでした。　それらの悪魔に取りつかれた人々は、創世記第6章5節で示されています。　何がサタンの策略を止めさせたのでしょうか?　創世記第6章8節を見て下さい、

“しかし、ノアは、主の心にかなっていた” （創世記6:8）。

ノアと彼の家族は、神の恵みによって悪魔に取りつかれる事から救われました。　神が“落ちて来た者達”を滅ぼす為に大洪水を起こされた時に、神は彼らを保護されたのです。　もしあなた方が神によって選ばれた人達の一人であるならば、あなた方は恐れる必要はありません。　なぜなら、神の恵みはサタンと彼の小悪魔達よりも強いからです。　ルターは、“この世は悪魔で満ちているが、我々を脅す事は無いであろう。　我々は恐れない、なぜなら、我々を通して打ち勝つ為の真実を、神はお持ちであるから”と言いました。　しかし、救われていないならば、あなた方は恐れるべきです！　さて、次の要点へと進みます。

II.　次に、今日私達は、悪魔の力の活発な時代に生きている。

ここで主イエス・キリストの預言へ戻ります。　イエスはこのように言われました 、

“人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです”（マタイ24:37）。

エム・アール・デハーン博士はこのように言いました、

我々は今日、ノアの時代に似た状態を見ることが出来ないだろうか・・・？ノアの時代のこれら全ての繰り返しを認識する事が出来ないのは、確かに人が霊的に盲目で神の御言葉に対し完全に無知であるからに違いない・・・（M. R. DeHaan, The Days of Noah, Zondervan Publishing House, 1971 edition, page 149）。

悪魔の力がノアの時代を支配していました。　そして全人類をほぼ滅ぼしました。　

生涯の中で、私は世界中でサタンの力が増大するのを目にしてきました。　1960年代には、この世が破滅の瀬戸際に向かってぐらついているのが何度も感じられました。　多くの若者達は幻覚剤（エル・エス・ディー） のような麻薬を吸う事によって、悪魔に取りつかせられるように、彼ら自身、簡単に悪魔に服しました。　彼らは今日、その幻覚剤がキャンディのようにほぼ無害であると思わせるほどの、他の強い麻薬を扱っています。　私は、70年の初期に、サンフランシスコ周辺でヒッピー達の間で説教をしていました。　私の体験から、それらのほとんどの若者達は、悪魔による強い影響の下にいる事を見抜く事が出来ました。　そして私は、彼らの多くが完全に悪魔に取りつかれているのを見ました。　1973年に、アメリカ合衆国の最高裁判所は、条件を付けることのない妊娠中絶を法律上認めました。　それ以来、5500万の赤ちゃん達が、悪魔に取りつかれた“中絶医”によって命を絶たれました。　また私達は、サンフランシスコやロスアンゼルスの都市で、“条件なくして”中絶を行ったほぼ全ての女性達は悪魔化され、多くの若者達が完全に悪魔に取りつかれているのを見、それらの人達が、バラック・オバマを二度もホワイトハウスに送った主力であることに気づきました。　オバマ大統領は、多くの明白に悪魔化されたアイディアを持っています。　彼は、テレビで“ゴッド・ダムアメリカ、ゴッド・ダム　アメリカ！、ゴッド・ダムアメリカ！”と、ののしり叫んでいるジェレミア・ライト牧師（Dr. Jeremiah Wright）の教会に21年間通っている間に、悪魔化されていったと、私は個人的に確信します。　誰でも、ほぼ21年間悪魔化されないで、毎週日曜日に彼の教会に通って行けるものか、私には分かりません！　オバマ大統領がクリスチャンと共にいるよりも、戦闘的なイスラム教徒といるほうが気楽に見えるのも驚くことではありません！

戦闘的な同性愛行為や“ゲイ”の結婚が増大している事を口にする必要があるでしょうか？　現在95パーセントの十代の少年達が覗いているポルノ雑誌について口にする必要があるでしょうか?　全観衆が音楽のビートによって睡眠術をかけられたようになり、躍動する一つの肉体の塊へと溶け込んで行く、レイブやロックコンサートなどで聞く音楽に関して口にする必要があるでしょうか?　今日のほぼ全てのハリウッド製作の映画によって、口にも表されないようなひわい、そして残酷な殺人のシーンなどについて口に出す必要があるでしょうか？　ジェイ・バーノン・マックギー博士はこう言っています、

多くの人々は今日、悪魔に取りつかれている。・・・我々は、もっともっと悪魔化された物事の出現を目にしている。我々の周りにはその多くの証拠が現れている（J. Vernon McGee, Th.D., Thru the Bible, Thomas Nelson Publishers, volume IV, 1983, p. 51; comment on Matthew 8:32）。

マックギー博士は非常に尊敬され、広く知られた聖書の教師です。　マーティン・ロイド‐ジョーンズ博士は、二十世紀の最も偉大な説教者の一人と呼ばれています。　彼は英国のロンドンの中心地にあるウェストミンスター・チャペルで25年以上牧師を務めました。　マーチン・ロイド‐ジョーンズ博士はこのように言っています、

霊的に劣っている事、そして国全体が神の存在を否定している事が原因で、悪魔による活動は増大している（Martyn Lloyd-Jones, M.D., Healing and the Scriptures, Oliver-Belson Books, 1988, p. 159）。　

聖書は、この世の最後の時における、挙げられた悪魔の活動の全てを予期しています。　使徒パウロはこう言っています、

“終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい”（テモテ第二3:1-5）。

“しかし、悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです” （テモテ第二3:13）。

使徒パウロは、この悪魔化した活動はこの世の最後の時の保守派のクリスチャンの教会でさえも、侵略するであろうと示しています、

“真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです”（テモテ第二4:4）。

“人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです”（マタイ24:37）。

私達は、サタンの渦巻きのような活動の時代に住んでいます。　イエスのみが私達を救って下さる事が出来るのです！

今日私達の住む、悪魔化されたこの時代に、全ての人は使徒ペテロによる警告に注意を払うべきです、

“身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています” （ペテロ第一5:8）。

あなた方の中には、なぜ、イエスを信頼し救われる事がこんなにも困難なのか、と思った事がありますか？　それは多分にあなた方の思いの中に、悪魔による攻撃、すなわち、彼の虜としてあなた方を保持する最後のサタンの奮闘、であると思った事がありますか？　聖書は、“一生涯”（へブル2:14, 15）悪魔に捕らわれている（もしくは奴隷にされた）人達について、告げています。　

ですからイエスは来られたのです―悪魔の虜から解放する為に、サタンに奴隷となっていた人を解放する為に！　イエスは悪魔の奴隷となっていたあなた方を解放する為に死からよみがえられたのです！　サタンからあなた方を解放していただくようにイエスに来て懇願しなさい！　イエスに来て、あなた方の罪を赦してくださるよう、そして新たな生命をいただくように懇願しなさい！　イエスは、“捕らわれ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。　しいたげられている人々を自由に”（ルカ4:18）する為に、 神はイエスを遣わされたと言われました。　あぁ、イエスに来なさい、来なさい、来なさい！　　“イエス以外の誰も、イエス以外の誰も、無力な罪人を救われない！”

サタンの事はもう考えないで下さい！　イエスの事だけを考えなさい！　イエス様にあなたの身を投げかけなさい、そうすれば、彼は、罪と死からあなたを解放して下さるでしょう！　イエスはあなたを救うでしょう！　“彼だけを信頼しなさい、彼だけを信頼しなさい、今、彼だけを信頼しなさい！　彼はあなたを救われるでしょう、彼はあなたを救われるでしょう、彼は今あなたを救われるでしょう”！　あぁ、罪に背を向け、今救い主を信頼しなさい！

あなたを救って下さるイエス様に関して、来て私達と話してください。　今あなたの席を立ってこの集会場の後方に出て行って下さい。　私達と一緒に話せる他の部屋へケイガン先生が案内します。　チャン先生、誰かがイエスを信頼するようにお祈りして下さい。　アァメン。

*古代のユダヤ教のラビ達は、ヘブライ語“ネフィリム”を七十人訳（セプトゥアギンタ）の中で“巨人”と訳しました。　従って彼らはネフィリムは巨人であるという誤ったアイディアを持ったのです。　“ネフィリム”という言葉は、民数紀第13章33節にも現れています。　それはキング・ジェイムズ訳によって、“巨人”と誤訳されています。　両箇所で、この適切でない訳は、七十人訳（セプトゥアギンタ）の誤訳から来ています。　民数紀第13章33節で、彼らが大きな人達であったという理解のし方は、彼らはヘブル人を小さく思わせた事です。　しかしそれはただ単に彼らは大きく、がっちりした人であったという意味であって、彼らは巨人ではありませんでした。　ヘブル人達が来る前のカナンの地の住民のほとんどがそうであったように、“ネフィリム”という言葉は、彼らは悪魔化したという事を表示しています。　ヘブル人は常に、それらの悪魔化した人々によって悩まされていました。　なぜなら、神が命じられたように、彼らはカナン人をその地から完全に追い出さなかったからです。　ある解説者達、並びにストロング注解書でさえも、古代のラビ達による誤訳によって混乱させられたけれども、それらの聖句のどこにも、一人たりとして、“巨人”と記述されていません。

（説教終了）
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アベル・プルードホーム氏による説教前の聖書の朗読：創世記第6章1-8節。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱：
“Then Jesus Came” (by Dr. Oswald J. Smith, 1889-1986).