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命がけで逃げよ! 後ろを振り向いてはならない! (人の生命の尊厳を願う主の日に捧げる) R. L. ハイマーズ、Jr. 神学博士 著 ESCAPE FOR YOUR LIVES! LOOK NOT BEHIND YOU! by Dr. R. L. Hymers, Jr. ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて |
私は今朝、“血には血を-怒れる神の御手の中にあるアメリカ”について説教しました。 私はギル博士のこの言葉を引用しました。
無実の者の血を流す事は、国家、そしてそこに住む者達を、汚し、その上、罪をもたらし、それゆえ、[それに対し]処罰が値する(John Gill, D.D., An Exposition of the Old Testament, The Baptist Standard Bearer, 1989 reprint, volume I, p. 870; note on Numbers 35:33)。
私は、次のようなレーガン元大統領の言葉も引用しました。
ある人達は生きるに値せず、妊娠中絶によって見捨てられるべきであると、一部の人達が判決する時、我々は自由国家として生き延びる事はできない・・・(President Ronald Reagan, Abortion and the Conscience of the Nation, Thomas Nelson Publishers, 1984, page 38)。
妊娠中絶はアメリカ国家の罪です。 五千百万人の子供達が母親のお腹の中で殺害されており、私達の国に神の怒りをもたらしています。 私はレナード・レイバンヒル(Leonard Ravenhill)の予言的な次の言葉を挙げました。
この偉大な国は、未だかって全世界に対してこれほどまでに、面目を失った事はなかった・・・今日、アメリカへの最も大いなる脅威は、共産主義、アラブ[テロリストなど]、あるいは環境上の危機ではない。アメリカに於いて最も大いなる唯一の脅威は神である(Leonard Ravenhill, America is Too Yong to Die, Bethany Fellowship, 1979, pp. 50, 52)。
今朝、私は、“アメリカへの裁きはすでに下されている・・・アメリカは私達のまさに目の前で、破壊へと向かっています。 直ぐにもくだる神の怒りの炎から隠れることのできる場所は無いでしょう。 ‘この地は流血のとがに満ち、この町は暴虐に満ちているゆえ’(エゼキエル書第7章23節)”と述べました。
ビリー・グラハムは、大統領そして米国議会からアメリカ国家名誉勲章を授かった時に、このように述べました。
私達は、自滅の瀬戸際にいる社会である。私達の文化は、犯罪、暴行、麻薬、人種間そして民族間の緊張感、家庭崩壊、そして退廃などで悩まされている(Los Angeles Times, May 3, 1996, p. A-10)。
彼の祈りの手紙の中で、ビリー・グラハムはこのように書いています。
私が新聞を読み、テレビのニュースを見る時、西洋の道徳のさえぎりが大幅に崩壊されているように思われる。テレビや映画の内容、そして人々が読む文書は、ソドムやゴモラをも恥じさせる。いつまで神は[それに]耐えておられようか?(Billy Graham, prayer letter, January 1998, The Billy Graham Evangelistic Association, pp. 1-2)。
この点において、ビリー・グラハムは正しかったです。 私は再びレナード・レイバンヒルの言葉を引用しなければなりません。
アメリカにおける最も大いなる唯一の脅威は神である。
アメリカは、没落に向かっています! 私達の国家は全能の神の裁きの下にあります! 直ぐにもくだる神の怒りと裁きから身を隠す場所は無いでしょう! 偉大な説教者ジョナサン・エドワーズが言ったように、私達は、文字通り“怒れる神の御手の中にある罪人”なのです。 それが、今晩のテキストで挙げられた疑問へと導きます。 へブル人への手紙第2章3節を開いて下さい。 立って、その節の前半の部分を読み上げて下さい。
“わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか”(ヘブル人への手紙第2章3節)。
着席して下さい。 このテキストを分けて、それらの言葉を注意深く調べて見ましょう。 そして、あなた方自身がそれらの要点を応用する事が出来ますように!
I. 最初に、あなた方は逃れなければなりません!
このテキストは、“どうして報いをのがれることができようか”と言っています。 では何からでしょうか? その答えはその一節前の聖句で挙げられています。
“あらゆる罪過と不従順とに対して正当な報いが加えられたとすれば”(ヘブル人への手紙第2章2節)。
それは、イスラエル人達が“(シナイ山で)御使たちによって伝えられた律法を受けた”(使徒行伝第7章53節)時に、真実であったように、今日でもそれは真実なのです。 “あらゆる罪過と不従順”は、全能の神によって裁かれるのです。
そのテキストは、“どうして報いをのがれることができようか”と言っています。 どのようにしてあなた方は自らの罪に対する神の裁きをのがれる事が出来るでしょうか? 神は、“(あなた方の)心の思いと志とを”(ヘブル人への手紙第4章12節)ご存知です。 神は、全ての恥ずべき罪、そして反抗的な思いを御覧になります。 その思いをあなた方は心に秘めているかもしれません。 あなた方は、誰もそれらを見抜く事はないと思っているかもしれません。 しかしそれは間違いです! 神は、全てのあなた方の心の内そしてあなた方の心の邪悪をご存知なのです。 神は、“心の思いと志とを見分けることができる”のです。 全てのあなた方の内なる罪と思いは、最後の裁きの場で、神によって裁かれるのです。
“ 神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである”(伝道の書第12章14節)。
更に、神はあなた方の堕落した心そのものを裁かれるでしょう。
“心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれを、よく知ることができようか。「主であるわたしは心を探り、思いを試みる。おのおのに、その道にしたがい、その行いの実によって報いをするためである(エレミヤ書第17章9節)。
“主であるわたしは心を探り・・・その道にしたがい・・・”。 あなた方の罪によって呪われた心そのものが、神によって裁かれるのです。
“しかし”、とある人は言うでしょう、“神は私の全ての罪をご存じない”と。 あなた方は誤っています! 聖書はこのように言っています 、
“主の目はどこにでもあって、悪人と善人とを見張っている”
(箴言第15章3節)。
“主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた”
(創世記第6章5節)。
全ての邪悪な思い、言葉、そして行いは、神の裁きの書に記録されています。 聖書はこのように言っています、
“もう一つの書物が開かれた・・・死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた”
(ヨハネの黙示録第20章12節)。
そして、それらの書に記録されているあなた方の全ての罪は、あなた方を罪に定め、そしてあなた方は“火の池に投げ込まれる”(ヨハネの黙示録第20章15節)でしょう。 あなた方は、今はその裁きを恐れていないでしょうが、そのうちに、あなた方は恐れるでしょう。
“おののきは神を恐れない者を捕えた。「われわれのうち、だれが焼きつくす火の中におることができよう。われわれのうち、だれがとこしえの燃える火の中におることができよう」”
(イザヤ書第33章14節)。
“どうして報いをのがれることができようか”。 私達のテキストのこの質問は、あなた方の心をろうそくのように溶かすでしょう。 あなた方は、“私はどのように恐ろしい全能の神のさばきからのがれることができようか? 私はどのようにして私の罪の‘報い’からのがれることができようか?”と言うべきです。
“わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか”(ヘブル人への手紙第2章3節)。
罪を忌み嫌い、それを炎による復讐でさばかれる神の裁きから、あなた方はのがれなければなりません! あなた方は、義なる神の怒りからのがれなければならないのです!
II. 次に、あなた方は、自分では逃れる事は出来ません!
“わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか”(ヘブル人への手紙第2章3節)。
あなた方は、“正しくなろう”とする行いでもって、神のさばきから逃れる事は出来ません。 次に挙げる二つの理由のゆえに、あなた方が“正しくなろう”とする行いは役に立たないのです。
(1) もしあなた方が、今“正しく”なり、またあなた方が死ぬまで完全に罪を犯すことが無くても、あなた方がすでに犯した罪によってさばかれるでしょう。 神がさばきの日に、それらの大いなる書を開かれる時、あなた方の過去の罪が、そこに記録されているでしょう。 あなた方が今、いかに正しく改めたとしても、過去に犯した罪は、“鉄の筆”(ヨブ記第19章24節)を持って、それらの裁きの書物に刻み付けられているのです。 “あなたはわたしについて苦き事どもを書きしるし、わたしに若い時の罪を継がせ”(ヨブ記第13章26節)。
(2) あなた方が“正しくなろう”とする行いによって、救われない二番目の理由は、それは不可能だからです! あなた方は、いかに努力しても、十分に正しくなる事は出来ません! 聖書は、“すなわち、わたしの欲している善はしないで、欲していない悪は、これを行っている・・・そこで、善をしようと欲しているわたしに、悪がはいり込んでいるという法則があるのを見る・・・わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか”(ローマ人への手紙第7章17, 21, 24節)と言っています。
あなた方は、“改正する”事は出来ないのです。 “やり直す”事は不可能なのです。 なぜでしょうか? なぜなら、あなた方は、アダムから引き継いだ生まれ持った罪によって、落下し、完全に堕落しているからです。
“ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである”(ローマ人への手紙第5章12節)。
それが、聖書はあなた方は、“罪過によって死んでいた”(エペソ人への手紙第2章5節)と言っている理由です。
死んだ人は、自分では生かせる事は出来ません! あなた方は、“罪過によって死んでいた”ゆえに、何をしてもあなた方自身を生かせることは出来ないのです!
“なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである”(ローマ人への手紙第3章20節)。
あなた方は、神の恐ろしいさばきから逃れる為には、何一つすることが出来ないのです。 なぜなら、あなた方は、“罪過によって死んで”(エペソ人への手紙第2章1節)いるからです。
III. 最後に、キリストが、逃れる為の唯一の手段である!
“わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか”(ヘブル人への手紙第2章3節)。
神のさばきから逃れる道はひとつしかありません。 イエスは言われました、
“わたしは道であり”(ヨハネによる福音書第14章6節)。
あなた方は、イエスによって備えられた救いによってのみ、さばきから逃れる事が出来ます! 神御自身が、あなた方の罪のさばきから、あなた方が逃れる道を備えて下さったのです。 イエスはこのように言われました、
“わたしは道であり”(ヨハネによる福音書第14章6節)。
神は、さばきから救われる道を何人にも備えてくださる必要は無かったのです。 しかし、“神は・・・この世を愛して下さった”(ヨハネによる福音書第3章16節)ゆえに、一つの道を備えて下さったのです。 なぜ神は、多くの道を用意されなかったのでしょうか? なぜなら、神にはそうする必要が無かったからです。 事実、公正さは、神にいかなる道をも備える事をまったく要求しませんでした! しかし、御自身の愛によって、神は一つの道を備えて下さったのです。 ですから、イエスはこのように言われたのです、
“わたしは道であり”(ヨハネによる福音書第14章6節)。
あなた方は、罪によって律法を破りました。 しかし神は、あなた方の罪の報酬を償う為に、イエスを送られました。 イエスはあなた方の罪を十字架で償われました! イエスは、あなた方の罪を
“十字架にかかって・・・ご自分の身に”
(ペテロの第一の手紙 第2章24節)。
負われる事によって、神の公正さを満たされました。
イエスは、あなた方の罪を償う為に、あなた方の身代わりとしてさばかれ、十字架で死なれただけではなく、更に、あなた方に命を与える為に死からよみがえられたのです! 聖書はこのように言っています、
“しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。わたしたちは、キリストの血によって今は義とされているのだから、なおさら、彼によって神の怒りから救われるであろう”
(ローマ人への手紙第5章8, 9節)。
“わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか”(ヘブル人への手紙第2章3節)。
ジョナサン・エドワーズの有名な説教、“怒れる神の御手の中にある罪人”の中で、彼は“命がけで逃れよ、あなた方が焼かれないように・・・後ろを振り向くな” と言っています。 キリストが、神の怒りから逃れる為の唯一の手段です! キリストへ逃れなさい! キリストに来なさい! 神の怒りから逃れなさい! 命がけで逃れなさい! イエスは、彼の犠牲により、十字架であなた方の身代わりとなって、あなた方を救う事がお出来になります! イエスのみが、神のさばきからあなた方を救う事が出来ます。 イエスに逃れなさい! イエスのみを信頼しなさい! イエスに来なさい、そうすれば、心の底からこの昔ながらの賛美歌の喜びを、あなた方は体験する事が出来るでしょう! ソングシートの8番を歌って下さい!
律法からの自由、あぁ、幸せなる状態、
イエスは血を流され、罪のゆるしあり、
律法にのろわれ、堕落に死す、
[キリストはあなたを償われる]全てを一度に!
[あなたは自由の身]何らとがめもなく、
イエスは完全なすくいをもたらす。
“私に来なさい”という彼の愛に満ちた呼びかけ、
来なさい、彼はあなたを全てのために一度すくわれる!
栄光なる呼びかけ、“神の子たちよ”
彼の恵みはあなたを堕落から遠ざけられる。
死から命への彼の呼びかけ、
全てのために一度の神聖なるすくい!
(“Once For All” by Philip P. Bliss, 1838-1876;
最初の二節はハイマーズ博士により変更)
次のウェブサイトで“Stop the Abortion Mandate,”をご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=_RD7hJhwy5g.
中絶による黒人の殺戮を知りたい方は、次のウェブサイトをご覧ください。
http://www.maafa21.com.
(説教終了)
ハイマース博士の説教は毎週インターネットでご覧になれます。
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クレイトン L. チャン医師による、説教前の朗読:へブル人への手紙第2章1-4節。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:
“Eternity” (by Elisha A. Hoffman, 1839-1929).
要 綱 命がけで逃げよ! 後ろを振り向いてはならない! (人の生命の尊厳を願う主の日に捧げる) R. L. ハイマーズ、Jr. 神学博士 著 “わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、 (エゼキエル書第7章23節) I. 最初に、あなた方は逃れなければなりません! II. 次に、あなた方は、自分では逃れる事は出来ません! III. 最後に、キリストが、逃れる為の唯一の手段である! |